飼い犬の15才柴犬オスが腎不全と診断されました。

質問と回答
  • 飼い犬の15才柴犬オスが腎不全と診断されました。 処方薬として毒素吸着剤、ACE阻害剤を勧められたのですがACE阻害剤は降圧剤と聞いたので現在の血圧がどの程度なのか分からないと服薬できないのではと疑問に思い、伺ったところ「それじゃあ止めときましょう」と処方されませんでした。 その時に色々聞けなくてネットで調べたところACE阻害剤は腎不全の進行を遅らせる作用があるということなので、それならば服薬させたが良いのではと思い始めています。服薬に際して注意するようなことが何かあれば助言していただけると助かります。 ・投薬開始前に血圧を測定すべきなのか? ・糸球体の濾過機能が不十分なために生じる内圧の上昇を下げる作用があるらしいのですが、腎臓の負担軽減はなされるでしょうが濾過機能は改善されないですよね?食餌療法と毒素吸着剤で対応してあと腎機能を向上させる対策はありますでしょうか? ・アンジオテンシンⅡへの変換阻害により腎不全の要因であるメサンギウム細胞増殖、糸球体硬化を抑制できるとあるのですがアンジオテンシンⅡには組織修復促進機能もあるとのことです、アンジオテンシンⅡへの変換阻害はどの程度まで許容されるべきとの指標となるようなものはあるのでしょうか? よろしくお願いします。
  • ここでの質問で多く見られるのですが、 腎不全にACE阻害薬を使用する場合は、腎不全の進行期が重要です。 Cre値が高値の場合は弊害が予想されるため、 腎不全の進行期がステージ4の場合には使ってはいけないとされています。 (クレアチニン値が5以上) ここで多い質問は、 クレアチニン5以上で動物病院からこの薬を処方されている場合です。 メーカー側も脱水がひどい場合はこの薬剤を使用してはいけないと言っています。 またステージ3の場合でも、数日に何度か点滴を行い、 脱水を改善している場合にACE阻害剤は用いられるべきで、 輸液を行わず、ACE阻害薬のみはお勧めできません。 進行度が1や2の場合がACE阻害薬が使いやすい時期になりますが、 今の所適応は、腎性高血圧と蛋白尿が出ている場合です。 すなわち、 血圧測定と尿蛋白クレアチニン比を測定した場合にこの薬は使用を考えます。 血圧測定は今の所実施しにくい検査なので、 尿蛋白クレアチニン比だけでも測定して貰って下さい。 それが高値ならば適応としてもいいと思います。 それが正常値ならば、今の所ACE阻害薬が効果を示すかは不明です。 慢性腎不全の場合、治療の基本はまず療法食と点滴です。 それにリンが高値ならばリン吸着剤の投与です。 活性炭関係は腎不全の初期ならば効果を示すかもしれませんが、 ある程度進行した場合は、効果を示しにくいと言われています。 犬の腎不全とACE阻害薬は、 どのようにすれば効果を示すかはまだわかっていない所も多いです。 ゆえに食事と点滴を行った上で、 その上で尿蛋白クレアチニン比、 血圧などの評価の上で使用を考えるべきだと思います。